宝くじ売り場についてですが、パソコン、スマートフォンが90%以上の普及率を誇る現代でも、基本的にリアルで購入される人が多いです。

補足となりますが、全国では1万6千を超える箇所で宝くじの販売が行われています。つまり、「宝くじ売り場が見つからないというケースは稀」なのです。

インターネット上で宝くじの情報を集めていると、「ネットのほうが全体的に優れている」、「ネットのほうが時間がかからない」という意見を良く見ることがあります。ですが、リアルとインターネットで大きな差があるかと言われると、それほど大きな差が無いというのが現状です。

その理由ですが、日本人にとっての宝くじとは何なのか、このことを知っているとインターネットに固執する必要は無いと言えるようになります。そもそも、宝くじというのは100%当選することが決まっているくじではなく、「当たれば良い」とか、「人気のくじだから購入してみよう」という人のほうが多いのです。

ジャンボ宝くじは賞金額が1億円以上となっているので、どうせなら大きな夢を持ちたいという気持ちはわかるのですが、このような考えを持っている人は少数派というのが現実なのです。そのため、リアルの宝くじ売り場を利用する人も多くいます。

このような人たちは、「季節限定のイベント」として宝くじ、宝くじ売り場を見ているので、人とのコミュニケーションも兼ねて宝くじを購入しているだけです。インターネットについても、利便性があるので使用しているだけで、近くに宝くじ売り場があるようであれば、インターネットを使用しない、もしくはインターネット上で購入したことが無いという人までいます。

現代社会においては、誰も彼もがパソコン、スマートフォンを使用しているイメージがあるだけに、このような結果に驚きを隠せない人もおられるでしょう。

後、リアル店舗の場合は販売員に会うために、わざわざ店舗まで足を運ぶという人もいるのです。これは、アイドルのような方が販売員として働いているからという意味ではなく、名物販売員のような方がおられるので、わざわざ店舗まで足を運ぶ人がいます。

名物販売員とは、長く宝くじ売り場の販売員として勤務されてきた人、もしくは、高額当選者を出した店舗で勤務されている販売員という意味です。宝くじを購入する人のほとんどは、長く宝くじを購入している影響もあって、かなり宝くじの情報について学ばれていることが多いのです。

そのため、運気アップによい店舗、名物販売員がいる店舗というのは、宝くじを購入したことが無い人では想像できない領域になっています。

補足となりますが、宝くじは公営ギャンブル、公営ギャンブル場ではありません。宝くじで大損している人の情報を知って、このようなことを騒ぎ立てる人もいますが、法律上で設営、運営されているものが宝くじなのです。

ちなみに、宝くじのトラブル防止も考慮して、宝くじを販売する年齢を定めているケースもありますので、誰でも自由に購入できるくじではありません。近年では、昔に比べてお金に関する規制が厳しくなっているので、リアル、インターネット上の両方で、細かい規制が設けられるようになりました。