宝くじ売り場によっては、ジャンボ宝くじを積極的に宣伝していることもあるため、宝くじというのは、「大きなイベントほど当選確率が高い」と勘違いされる人もいます。

ですが、これは習慣によって行っている告知、宣伝でしかありませんので、当選確率に対して影響を与えるものではありません。というのも、一般的な宝くじ、ジャンボ宝くじの当選確率に大きな違いは無いからです。

ではどうして、大きなイベントほど当選確率が高いという情報が見つかるのかというと、それは、以下のような理由もあり、誤った情報が流布されてしまうこともあるからです。

誤った情報が流布されてしまうケースその1は、「インターネット上の口コミ」による影響です。インターネット上の口コミというと、最新の情報しか置かれていないと勘違いされる人もいますが、良く確認すると1年前、もしくは10年以上も前の情報が置かれているのです。

これは口コミサイトの運営者が、正確な運営を行っていないために起きるトラブルです。また、運営者に対して連絡を入れたとしても、連絡がつながらない、もしくは無視されることもありますので、古い情報を掲載している口コミサイトの利用は避けたほうが良いでしょう。

誤った情報が流布されてしまうケースその2は、「宣伝広告の影響」と言われています。昔に比べて、リアル、インターネット上で細かく宣伝広告を行える時代のため、紛らわしい情報が良く見つかるようになりました。

例えば、「〇〇くじは1等が1000万円」という情報が該当します。これは宝くじの話ではなく、海外で販売されているロトくじなども含まれているので、宣伝広告が気になってしまう人の中には、宝くじは良く当たるものだと錯覚する人もおられるのです。

誤った情報が流布されてしまうケースその3は、「業者の影響」も大きいでしょう。これは宝くじを購入させる目的で、業者が宣伝広告を行っている、もしくはレビューサイトにレビューを残しているわけではなく、悪意があるので、宣伝広告、レビューを行っているケースが該当します。

具体的な手口ですが、最初は宝くじ売り場、もしくは宝くじの話しか行わないのですが、長く興味を持った方、もしくは当選確率を飛躍的に高めたいと考えている方に対して、嘘の情報を流すという行動を取ってくることもあるのです。また、これらの情報は根拠がありませんので、業者にそのことを尋ねても相手にされないことが多いです。

「簡単に大儲け」、「〇〇を利用で100万円以上も夢じゃない」、このような広告、業者の宣伝やメールを見かけた際は、相手にしないほうが賢明でしょう。もしくは、警察などで相談を行ったほうが良いです。

昔に比べて、悪質業者と言われる業者の中には、宣伝広告を巧みに利用するものが増えてきました。中には、アドバイザーとして活動している業者もいますので、宝くじの購入とは無縁そうな情報に関しては、できるだけ避けるようにしたほうが賢明でしょう。